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凸凹夫婦の南極ハネムーン

南極新婚旅行で見たもの聞いたもの感じたことを綴っております。南極旅行に関するご質問があれば気軽に問い合わせください。

南極クルーズ参加者ってどんな人?-part 1

南極クルーズで楽しみの一つだったのは、どんな人が参加してるんだろう?を解明することでした。

 

もちろん一番の目的は極地体験ですが、その極地体験をしに来る人々について知りたかったですし、中10日間のクルーズ期間中、船で過ごす時間が圧倒的だったので、Wi-Fiデトックスしながら夫婦揃って気になる方々とたくさんお話しました。

※インターネットは有料で、100MB100ドル!よっぽどのことがない限り使わないので、素晴らしいデトックス効果です。

 

雇われ人は少ない

クリスマスシーズンということもあり、家族連れが目立ちました。

とはいえ、私にとって家族連れの衝撃が大きかっただけで、冷静に数えたら高校生以下の子供たちを帯同してる家族は9家族。子供も18人ほどだったのですが、平均3〜4人家族で旅行と考えるとなかなかの出費なので、実際何をしている方々なのか気になり、解明したい願望が沸々と。

 

まず、集合場所のブエノスアイレスのホテルでクルーズ参加者のみの朝食会場でパソコン上の株のチャートのしきりにチェックしてたので、デイトレくんかと思いきや、実はフィリピンのエネルギー系会社経営者一家でした。

なんと子供4人(社会人2人&大学生1人&高校生1人)。

航空券も入れて、1人150万円ほどの旅行なので、1000万円近くの旅行です。さすがにサラリーマンでは捻出するのが難しい金額。。。

 

他にも、コロンビアのアメリカンスクール校長一家、テキサスの私立学校経営者一家などなど、子連れは基本的に経営者。

 

この写真は、カリフォルニアでピンポンのリースサービスをスタートアップ系企業に提供している彼自身もスタートアップ経営者と高校生の息子です。

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お父さんは東京で英語教師歴もあり、我々日本人にとてもシンパシーを感じてくれてお話をたくさん聞きました。

 

南極でピンポン。彼らの「死ぬまでにやりたいこと」に違いなかったと思います。

 

アメリカ人エリート夫妻とのディナー

今回圧倒的な参加者数を誇ったアメリカ人。

その多くはサラリーマンでしたが、家族連れの両親は給与が比較的高いエリートエンジニアでした。

※周知の通り、アメリカではエンジニアの給与水準が高く、元エンジニアの夫は日本のエンジニアの恵まれなさを改めて感じてました(笑

 

クリスマスイヴのテーブルをご一緒した夫妻は中学生の娘さんを連れてきており、旦那さんはエアロスペース系のエンジニア、奥さんは製薬系の研究者でした。

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このテーブルではお互いの馴れ初めから始まり、最終的には働き方や文化について熱く語り合いました。

 

以前も触れましたが、アメリカ人は日本人の働き方についてすごく関心を持っています。

 

日本人に対して、働きすぎといういう印象を強く持っているようで、私たちがよく来れたね!という話になりました。

 

私は上司やチームに恵まれ、夫は転職前の有給消化期間という日本でも稀有な例であることをご説明しました、、、

 

彼らの話に戻すと、香港やシンガポールのように、ヘルパー・メイドを雇っているわけではないので、子どもの習い事のお迎えや夕食づくりで仕事を切り上げて帰らざるをえないことは多々あるそうです。

 

持ち帰り仕事になってしまうものの、家族で夕食を食べ、週末は一緒に過ごすことをとても大事にしています。

忙しいに変わりはないですが、一緒に時間を過ごすことを一番にする姿勢は私たちも必ず心がけたいね!と認識をすり合わせました。

 

文化面で熱く語ってくれたのは、日本の小学校のある1日を撮ったドキュメンタリーについてです。

その中で日本人の子どもたちが教室を隅々まで掃除する様子が取り上げられていたそうで、とても感激して娘にも見せたそうです。

 

アメリカではお掃除おじさんやおばさんがいるので、生徒の仕事ではありません。

自分たちが当たり前だと思っていたことを客観的にコメントしてもらうと、新しい価値観の発見に繋がり、興味深かったです。

 

他にも素敵な出会いがあったので、Part2で引き続きシェアさせていただきます