バケットリスト(死ぬまでにしたいこと)#1
バケットリスト
死ぬまでにしたいこと。
皆さんにとって、どんなことですか?
お腹いっぱい世界中の美味しいチョコレートを食べること。世界100ヶ国旅行すること。夫ににあっと驚くサプライズをすること。
挙げたらキリがありません。
私にとって、南極へ行くこと自体がかなり「死ぬまでにやれたらいいな!」ということでしたが、南極では数々のクレイジーな体験が用意されていました。
後付けかもしれませんが、死ぬまでにできてよかったことです 笑
2つあるのでこの投稿ではまず1つ紹介します。
SUP(Stand Up Paddleboard)
ハワイ発祥のウォータースポーツで、近年湘南や鎌倉でも見かける人気スポーツです。
サーフボードに乗り、パドルを使ってバランスをとりながら前へ進む、初心者でも簡単に楽しむことができるアクティビティです。
私たちはこのSUPを南極で挑戦することにしました。
夏の海でも体験したことのない私たちが南極で?!
応募条件があるなんて
参加希望者向けに、オリエンテーションが準備されていました。
インストラクターの2人から、どのようなことをするのかを説明され、応募条件も提示されました。
その条件が「泳げること」「英語が話す・聞くできること」です。
私は正直泳ぎが得意ではないし、夫は聞き取りに難ありですが、2人合わせれば一人前なので、楽観的に応募しました。
クリスマスイブ
SUPもその他のアクテビティ同様、天候次第でいつ出れるか分かりません。
私たちはクリスマスイブに召集がかかりました。
クリスマスイブにSUPをするって、個人的にはとってもクールです。
意外と薄着で出陣
ドライスーツと専用のドライブーツは参加費に含まれており、レンタルできます。
私たちが参加した日の気温は1度くらいでしたが、スポーツなので、動くと暑くなります。そのため、ドライスーツの下はアンダーアーマーのロンT、ワコールのCW-X(レギンス)、靴下、ニット帽、ゴーグル、手袋の装備にしました。
結果、全然寒くありませんでした。
※私が暑がりなのかもしれませんが、厚着して身動きが取りにくいのを避けたかったので、、
周りからは「落ちたらどーするの?」と何度も何度も聞かれましたが、ドライスーツを着るので問題ありません。
それより、落ちないようにバランスればいいのです。
これが、かなり神経を使い難しいのですが、、、
ちゃんと立てるか私!?
他のアクテビティ同様、ゾディアック(ゴムボート)でSUPエリアへ向かうのですが、SUPガイドのスタッフの方が、予め穏やかなエリアを視察してくれていて、私たちはゾディアックでそこへ連れて行ってもらうだけです。
SUPエリアへ着くと、鯨が潮を吹きながら現れ、なんともびっくりな瞬間でした。
まるで私たちのSUPへの挑戦を応援してくれているかのようでした。
自分の目線に鯨がいるなんてこと、初めての体験でした。
その後、立ち方、漕ぎ方をレクチャーしてもらい、ボードに片足を固定してもらい、スタートです。
ここで初めて感じました。
「私立てるのか!?」
膝立ちの状態から、両足同時に立ち上がります。
ここでかなり役立ったのが、ヨガで培ったバランス感覚です。
立つことをクリアしたら、次は漕ぐことです。湘南の海での経験はないのですが、南極の海には流氷がゴロゴロしており、時折氷山も姿を見せます。
パドリングがなかなか上手くいかず、海に流されて氷山へまっしぐら、、、
ガイドを大声で呼ぶと、すぐ駆けつけてくれ、避けるパドリングを教えてくれました。
かなり頼りになるRyan。
一瞬パニクりながらも、”You’ve got a practice.”と半分怒られながら、必死に見よう見まね。
ちゃんと元々の経路へ戻れました。
氷山にぶつかったらきっとボードは折れて、雪崩に遭っていたでしょう、、、とてもスリリングです 汗
南極の動物たちに海で遭遇
これまでは、島や大陸で動物たちに会っていましたが、SUP中は、海にいる姿を間近で見れます。
ペンギンが群れで泳いでいたり、あざらしが流氷に浮かんで寝ていたり♡
一瞬一瞬が感激で、この日も私の感激指数が最高値に達しておりました。
ドボン
は私も夫も免れましたが、同じグループの子何人かは落ちていました。
ドライスーツとはいえ、少しは水が入ってきたそうです。
でも、どこか皆んな楽しそうです。
落ちても気にしない人が参加してるんですね 笑
SUPでは海に落ちませんでしたが、私たち2人はそれを別の機会で体験することになるのです。
次回の投稿でご紹介します。