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凸凹夫婦の南極ハネムーン

南極新婚旅行で見たもの聞いたもの感じたことを綴っております。南極旅行に関するご質問があれば気軽に問い合わせください。

ドレーク海峡の悲劇

徐々に現れる船酔いの症状

夫は乗船時から風邪気味も相まって、体調が悪そうでした。

1日目の夜から波が荒くなり始め、就寝中に部屋のテーブルから何かが床に落ちた音がして起き上がると、私も文字通りベッドからスライドして床に落ちました。頭を必至に守り無傷でしたが、一瞬の出来事でかなりあたふたしました。

 

その後も横揺れが激しく、なかなか寝付けませんでした。

 

朝、夫は日本から持参した酔い止めを飲みました。

しかし、一向に回復の兆しがありません。

 

時間とともに、ドレーク海峡の波が荒くなり、船内を歩くのもバランスをとりながらやっとな状態です。

感覚的には遊園地のバイキングが延々と続く感じです。

 

ドレーク海峡の悲劇です!!!

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2日目はプレゼンテーションが盛り盛りだったので、参加するも、集中には限界がありました、、、

しかし、海鳥、氷河、鯨などなど、ドレーク海峡で見られるものについて、とても細かく教えてくれるので、酔い覚ましにデッキで観察するのが良い息抜きになりました。

カモメやアホウドリが船についてくるように、翼を大きく広げて飛んでいました。

今まで、海鳥に着目したことがなかったので、新たな体験でした。

 

クルーズ=太るというのは周知の事実ですので、健康プログラムも用意されています。
船の上でヨガなんて素敵〜と思い参加したら、夫は船酔いが悪化して、早々にラウンジ&デッキでの生活が始まりました。

 

私も、昼食の食べ過ぎが原因で(?)船酔いが悪化して、昼寝→デッキ→ラウンジを繰り返しました。

 

船にはドクターも乗船しているので、酔い止めをもらうことができました。

日本からのものは効き目が弱かったのですが、アメリカのものは、数時間後に効き始め、なんとか正常な状態に近づけました。

 

30時間以上続くバイキング、、、帰りもあると思うとかなり憂鬱になりました。。。

 

しかし、こんな出来事をなかったことにしてくれる絶景はすぐそこです。